バージニア工科大乱射事件 - チョ・スンヒ容疑者が書いたシナリオ完全翻訳
06年、チョ・スンヒ容疑者が大学への提出物として執筆したシナリオを翻訳。同容疑者が在籍したシナリオ製作の講義では、通称"黒板"と呼ばれる、生徒の作品をオンラインで公開するサイトを設けていた。
Ads by Google
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Richard McBeef 日本語翻訳版
Richard McBeef 
by 
Seung Cho





登場人物
リチャード・マクビーフ ・・・・・・・・・・ 継父
スー ・・・・・・・・・・ 実母
ジョン ・・・・・・・・・・ 息子13歳


セット
リヴィング・ルーム / 地下室 / 車内


第1幕

朝。キッチンの窓から朝日が射し込んでいる。ジョンはキッチンに入ってくると、シリアル・バー(棒状に固められたコーンフレーク)を掴み、包装を開ける。リチャード・マクビーフは足を組み新聞を読んでいる。

リチャード: ああジョンか
(ジョンに向けて笑顔を向ける)

ジョン: ようディック!
(顔をしかめる)
*ディックはリチャードの愛称。チンポの意でも使われる

リチャード: 父さんと呼びなさい

ジョン: アンタは俺の親父じゃないし、それぐらい自分でもわかってんだろ、このチンポ野郎
(怒った様子でシリアル・バーを噛み砕く)

リチャード: おいおいジョン、座りなさい。私たちには男同士の会話ってのが必要だな
(テーブルから自分の隣にある椅子を引き出し、座るよううながす)

ジョン: はぁ?男同士の会話なんてクソくらえなんだよ
(せせら笑いながらリヴィング・ルームへ行き、テレビの電源を入れる)

(リチャードはジョンのあとを追い、彼の正面に腰を下ろして向かい合う)

リチャード: 私は本当の父親ではないだろうが、今はおまえの父親なんだ。共にひとつ屋根の下で暮らしているんだから。お互いを受けいれなければならないんだ。息子よ、私にチャンスをくれないか
(片手をそっとジョンの膝に乗せる)

ジョン: なにすんだよ!
(リチャードの手を叩きのける)

ジョン(続き): アンタなんなんだよ、カソリックの神父かよ!俺はピザロリハゲのチンポなんて名前の継父から、性的いたずらを受けたりなんかしないぞ!俺に触るなキ〇ガイ!このカソリック神父が。やめろよ。アンタはマイケル・ジャクソンか。当ててやろうか?アンタはネバーランド(ピーターパンに登場する大人にならない国)の牧場にチンポって名のペットを飼ってて、俺とそこでチンポを可愛がりだいんだろ、そうだろ?

(リチャードはため息をついて、その発言を無視する)

リチャード: お前は私に何を求めているんだ?何をして欲しいんだ?なぜお前は私に怒りをぶつけるんだ・・・

ジョン: なんで怒っているかだって!?それはアンタが母さんのパンツに手を突っ込むために俺の親父を殺したからだよ!

リチャード: なにを言ってるんだ、よく聞け。あれはボート事故だったんだ。私はお前の父親を助けるためにできるだけのことをしたはずだ

ジョン: ウソをつけ!アンタの言うことはいつもウソばっかりだろ、マクビーフさんよ?ブクブク太りやがって!アンタは俺の親父を殺して、それを隠したんだ!陰謀を企てたのさ。政府がジョン・レノンやマリリン・モンローにしたようにね

リチャード: な、なんだって?
(眉をしかめ、タブロイド新聞に載った"隠蔽されたマリリン・モンローとジョン・レノンの死!!"という見出しを思い浮かべる)

ジョン: だってアンタ、政府で働いたことあるだろ。守衛かなんかでさ。アンタは俺の母さんが親父といることが許せなかった。母さんが親父にはもったいないほどのいい女だってことをわかってたんだ。だから親父を葬り去って彼女を盗んだんだろ。このサノバビッチ!


リチャード: 盗ん・・・

ジョン: やめろチンポ野郎!黙って俺の話を聞くんだ

リチャード: お前は・・・

ジョン: 俺がなんだって言うんだよ!ケツの穴にリモコンをブチ込まれたいのか!まぁアンタの価値なんて5ドルのリモコン以下だけどな。アンタはまったく・・・

リチャード: もういい。そこまでだ
(片手をジョンに向かって振り上げるが、そこに母親のスーが2階から降りて来る)

スー: オーマイゴッド!なんなのいったい?
(ジョンをかばって抱き寄せると、部屋の反対側にあるソファへ連れて行く)

スー(続き): あたしの息子になにするの!キチンと話し合って関係を修復したいって言ってたくせに、このありさま!なんてヒドイ継父なの。太った顔にニセものの笑顔を貼り付けて、優しいフリをしてるだけなのね!何をしようとしていたのかハッキリ説明してちょうだい。あなたは彼を殴ろうとしていたんでしょ、リチャード!

リチャード: 彼は・・・

スー: 聞きたくもないわ!
(ジョンに2階の自分の部屋に戻るよう告げるが、彼は階段の途中で足を止め、耳をそばだてている)

リチャード: スー、誓って言うが、私は彼を説得していたんだ。でも私のことをサノバビッ・・・

スー: なんて人!ジョンは決して・・・絶対にそんなことを口にしないわ。あたしのかわいい、小さくてかわいそうな息子!1ヶ月前に父親を亡くしたばかりなのよ。少しは同情しなさいよ!なにが継父よ!

ジョン: コイツは僕のアソコに触ろうとしたんだよ!

(スーが驚いて息を呑む)

スー: なんてことなの!ごめんなさいねジョン。ディック、このサノバビッ・・・
(ジョンにチラリと視線を送ると、リチャードの頭を何度も平手打ちし、その後、靴を脱いで更に激しく叩き始める)

(リチャードはスーの攻撃を避けようと、太い腕を振り回す)

リチャード: スー、
スー、スー、私の話を聞いてくれ!

(ところがリチャードの攻防が、スーに反撃の恐怖を与えてしまう)

スー: オーマイゴッド!あなた何をするつもり!あたしのことまで殴るわけ!
(頭を抱えてキッチンに逃げ込むと、手当たり次第に皿を掴む)

スー(続き): さがって!さがりなさい!さもないと・・・
(皿を投げ、それがリチャードの額に直撃して割れるが、彼は微動だにしない)

スー(続き): このピザ野郎!ジョン、部屋に戻ってしっかり鍵を閉めときなさい!
(地下室に向かって駆け出す)

スー(続き): 両刀使いのキチガイ・レイプ殺人鬼!お願いだから私のあとを追ってこないで。私を殺さないで!
(床に落ちているスパナやパイプを投げつけるが、リチャードはまったくダメージを受けない)

リチャード: 私は何もしていないんだ。わかったから、もう追いかけるのはやめるよ
(両手を上げて床に両膝をつくが、スーはその後も重い工具などを投げ続ける)

リチャード: 説明させてくれ!ジョンは怒りっぽい思春期の少年なんだ!

スー: オーマイゴッド!あなたロリなのね!

リチャード: 違う!違うんだ・・・ハニー

スー: ハニー?

リチャード: ハニー、僕を信じてくれないのかい?ジョンはただ、父親の死を受け入れることができずに悪さをしているだけなんだ。でも、彼だってそれを乗り越えることができる。必要なのは時間なんだ

スー: 本当に?

リチャード: そうさ。ほら、ベッドに戻って君の好きなワンワン・スタイルで一発やろうよ、ハニー

(自室にいるジョン。壁にかけられたリチャードの写真めがけてダーツを投げている)

ジョン: アイツなんか大嫌いだ。チンポ野郎を殺さなきゃ。チンポは死ね。チンポを殺せ・・・。リチャード・マクビーフ。ひでぇ名前だな。バカげた名前だよ、気にくわねぇ。しかもヤツの顔を見てみろ。バカげた顔だ。この顔も気にくわねぇ。俺がオマエを殺さないとでも思ってるのか?チンポ野郎。オマエを殺せないとでも思ってるのか?
よし、その目を潰してやる。そして反対の目もな。
(部屋を出て階段を駆け下り地下室へ行き、母に寄り添う)

ジョン(続き): このピザは父さんを殺したんだ。母さんがまだ寝てる間に、コイツが僕に言ったんだよ。そして僕にイヤラシイことをしたんだ

スー: なんですって!キー!
(電気ノコギリを掴むと、それをリチャードに向けて振り回す。彼は家の外へ走り出て、車の中に逃げ込む)

(30分後、ジョンが家から出てきて、シリアル・バーを食べながらリチャードが乗っている車の助手席に座る)

ジョン: うわー、陽射しがまぶしいなぁ。今日はとびきりいい天気だね!
(軽蔑を含んだ目で、怒りに顔を赤くしているリチャードの顔をじっと見つめる)

ジョン(続き): 教えてやるよチンポ野郎。知りたいことがあるんだろ。アンタはなぜ俺がアンタのことを嫌いなのか知りたいんだろ?その理由はなぁ、アンタには母さんを養えないからさ。最低賃金ギリギリだろ、アンタの給料。ハニーとか呼んでればなんとかなるような問題じゃねぇんだよ。ハニー!ハニー!アンタはクソか。
守衛やったかと思えばトラックの運ちゃん、幼稚園の先生も2ヵ月やったんだってなぁ。今は自分をシェフだと言ってるらしいが、世間じゃアンタの仕事を"ハンバーガーのパテ裏返し係"って呼ぶんだよ。故郷にでも帰んな。まぁアンタのキャリアの絶頂期はフットボールのプロ選手だった頃だろうけど、それだってどのくらい続いた?3週間だぜ!フン!あとは下がるいっぽうなんだよバカ!だらしのないピザな自分を見てみろ!もしも(フットボールの)リーグに残れるだけの賢さがアンタにあったとしたら、こんなことにはならなかったのにな。"元"選手。そりゃあ名前だってマク豚・・・じゃなかったマクビーフだよなぁ。他の選手たちが筋肉をつけてる間に、アンタはマクドナルドでビッグ・マックを3分間に3個一気食いしながら脂肪をつけてたんだ。父さんと呼べだと?いいだろう。ねぇ父さん、アンタはホントにバカだね!バカの中のバカだよ、父さん!
母さんとズコズコやるのもさ、発育不良のクソチンポだと、まるでアンタの情けないキャリアみたいに長持ちしないもんなぁ。
不幸だねぇ、マザーファッキン マクビーフ

リチャード: 継父に向かってなんて口を叩くんだ!

ジョン: コレでも食ってろ、このピザ男
(食べかけのバナナ・シリアル・バーをリチャードの口に押し込み、のどの奥までねじ込もうとする)

リチャード: あああぁぁぁ!
(ジョンを押し返し、シリアル・バーを口から取り出す)

ジョン: ファックユー、父さん!

(リチャードは傷つき、湧きあがる激しい怒りに身をまかせて太い腕を振り上げると、13歳の少年めがけて渾身の力をこめて殴りかかった)


テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック